視認性・判読性
文字や図形が視認出来るのが視認性文字や図形が判読出来るのが判読性
太い文字は読みにくい太い文字は存在感が有って視認性は高いが隙間が無いので離れた距離からは判読出来ない
地色によっても違う
内照明でも光の眩幻要素で違う
文字サイズの決め方
判読できる文字サイズと距離の関係
簡単な目安は文字天地の高さ×250=判読距離です(漢字9角が基準)数字 英文はその2倍の距離15角以上は0.8倍が目安です
道路公団 空港ビル協会の判読距離
20cm角の漢字(男)で50m先まで判読する事ができる英数字は字画が少ないため75m先まで読める
大は小を兼ねるでは問題です
読めない文字や大きすぎてイメージダウンの看板が多く有ります
何処から判読させるかまず検討し、その文字のサイズを決める事が重要です、左の表を参考にすると良いです。
左の表の判読距離は、九州産業大(佐藤優教授)/空港ビル協会/ISOの線に於ける判読距離を示したものです。
JH高速道路休憩施設内での基準は空港ビル協会が定めたものを基に屋外でも有り、また車中から見る事を考慮し自動車の速度を考慮し0.8を乗じたものを示している。
また英文は字画数が少なく判読距離は有利である事から、道路標識設置基準で解説している数値を基に考慮し漢字の1.5倍の判読距離が有ります。
文字サイズやサインのサイズを計画する場合、参考基準サイズより大きいほどその視認性と判読性は有利になるが、必要以上に大きなサイズのものを計画する事により、情報量がかえって多くなり、判読性が悪くなり、また景観に影響を与える事もあるから十分注意して検討する必要がある。